旭鳳会の歴史

港ばやし旭鳳会の歴史

1 旭町二区港ばやし

 旭鳳会の前身は「旭町二区港ばやし」です。
 旭町二区は、昭和46年の曳山奉納の際、初めて町内の若者が囃子を担当しました。 どの町内も港ばやしは当時の港和会、しぶき会、娯笑会が受け持つ時代だったので、旭 二のように自前で囃子を奏でることは画期的な試みでした。その後、49年、52年と 囃子を受け持つ若者が増加を続けました。

2 愛宕町とのかかわり

 昭和55年その年は旭二も曳山を奉納する計画でしたが、予算等の関係から春先には 奉納を断念。メンバー一同「今年は一曳き子」とあきらめかけていた際、初代会長の福 田耕悦氏のつながりで統前町だった愛宕町から声がかかりました。愛宕町も伝統ある町 内で「旭二の囃子で大丈夫か」という話になり、愛宕神社でオーデションめいた事を行 い、合格をいただきました。以後、愛宕町の囃子は一貫して担当させてもらっています。

3 旭鳳会の発足まで

 平成3年はお世話になっていた旭二も愛宕町も曳山が出ない年でした。この時、旭二 港ばやしには、従来のメンバーに加え、愛宕町や永覚町など他町内の会員もおり、現実 的に「旭二」の枠を越えた組織となっていました。
 囃子を担当する曳山がなかったため、メンバーは鉄道社宅、清水町、穀保町などへ手 伝いに行きました。「旭二の港ばやしを会にしたい」という声はメンバーの中に従来か らありましたが、なかなか実現できずにいました。しかしこの年の祭り当日、どこの曳 山にも乗れなかった寂しさも後押しし、
  ▽長年、世話になっている愛宕町に、いつまでも「旭町二区港ばやし」
   の半纏を着て乗ることは失礼
  ▽旭二港ばやしとしての発足から時間も経過し、いくらかの経験を踏んできている
  ▽しっかりと後継者を育て、港ばやしの伝統を継承していくには会へと発展的解消
   を図る必要がある
などとして、メンバーは会を立ち上げることに合意しました。

4 旭鳳会設立

 平成4年5月、秋田市土崎港の飲食店を会場に、「旭鳳会」設立総会を開きました。 総会にはメンバーのほか、旭町二区や愛宕町から来賓が出席。名称を「旭鳳会」とし、 会長に福田耕悦氏、副会長に小野総一氏、石井修氏を選出しました。「旭鳳会」の名 前は、字のごとく「朝日に向かう鳳のように美しく、たくましく」を目指し命名しま した。
 この年の港祭りでは、旭二港ばやし時代も含めて、初めて旭二、愛宕町の2町内を 担当し、大いに盛り上がりました。愛宕町の角灯ろうには「祝・旭鳳会設立」の文字 が踊りました。

5 旭鳳会のその後

 旭鳳会は平成6年から、旭二と親交のあった南幕洗川の曳山も囃子を担当しています。 港まつり以外にもこれまで、秋田市制100周年記念曳山(旭町二区として奉納)、秋 田港ポートタワーセリオン開館記念曳山などで囃子を担当。また秋田市竿燈祭りでも、 城町、川口境、秋田魁新報社の囃子を受け持ち、城町は竿燈妙技会お囃子の部で優勝、 川口境は準優勝、秋田魁新報社も3度の決勝進出の経験を持っています。
 平成11年は旭二、愛宕町、南幕洗川の従来の3町に加え、統前町の永覚町の囃子を 担当。初めて4町内を受け持ちました。
 平成13年10月には創立10周年を迎え、秋田市山王のみずほ苑を会場に盛大な記 念祝賀会を実施。旭町二区、愛宕町、南幕洗川、永覚町からのご来賓のほか、旭町二区 愛祭会、音頭上げと振り棒の音振会、将軍野五区お囃子、祭狂会などからも多数のご参 列とお心使いをいただきました。
 この年、10周年を契機に福田会長が引退を表明。11月の臨時総会で小野総一副会 長を第二代会長に選出しました。

(なお、当会の歴史については、今後随時、更新したいと思います)

旭鳳会年表

 
主な活動
担当曳山
昭和46年 旭町二区曳山の囃子を自前で行う
旭鳳会の前身となる
旭町二区
昭和47年    
昭和48年    
昭和49年 「旭町二区港ばやし」として正式に発足
会長に福田耕悦氏を選出
旭町二区
昭和50年    
昭和51年    
昭和52年   旭町二区
昭和53年    
昭和54年    
昭和55年 愛宕町曳山の囃子を担当 愛宕町
昭和56年   愛宕町
昭和57年   愛宕町
昭和58年   旭町二区
昭和59年   旭町二区
昭和60年 土崎神明社からの依頼により
祭典当日(7/20)本殿にて港ばやしの奉納を行う
以降数年に渡り毎年奉納
愛宕町
昭和61年   旭町二区
昭和62年   愛宕町
昭和63年   旭町二区
平成元年 秋田市制100周年記念曳山囃子担当 愛宕町
平成2年   旭町二区
平成3年 担当曳山なし  
平成4年 5月吉日旭鳳会創立
初代会長に福田耕悦氏を選出
旭町二区、愛宕町
平成5年   旭町二区、愛宕町
平成6年 4月ポートタワーセリオンオープン記念曳山囃子担当
南幕洗川初の奉納曳山の囃子を担当
愛宕町、南幕洗川
平成7年 6月富山県日枝神社祭典に遠征 旭町二区、愛宕町
平成8年   愛宕町、南幕洗川
平成9年   旭町二区、愛宕町
平成10年   愛宕町、南幕洗川
平成11年 永覚町曳山の囃子を担当
過去最大(4台)の曳山の囃子を担当
旭町二区、愛宕町
南幕洗川、永覚町
平成12年   旭町二区、愛宕町
南幕洗川
平成13年 10月 10周年記念祝賀会を開催
11月 小野総一氏2代目会長に就任
旭町二区、愛宕町
南幕洗川
平成14年   旭町二区、愛宕町
南幕洗川
平成15年 7月 自主制作CDを発表 愛宕町、南幕洗川